Workshop "Sarong Kebaya. Peranakan Fashion in an Interconnected World"
with Peter Lee, Fashion Historian of Singapore
(2016年8月1日13時30分~16時30分 法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー19階会議室D)

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活動報告
シンガポールのファッション史家・美術キュレーター,ピーター・リー(Peter Lee)さんをお迎えして,サロン・クバヤと呼ばれるマレー・中華・インド要素の混在するペラナカンの装束についての研究会を行います。
ピーター・リーさんは,バティックやレースをはじめ東南アジアにおける布と衣の歴史的な流通過程を16世紀から現代まで幅広く扱うほか,20世紀に新たに提示された「伝統服」の位置づけにも造詣が深い方です。
Sarong Kebaya Peranakan Fashion in an Interconnnected World 1500-1950という本を最近出版されました。

活動報告(杉浦未樹)

今回の研究会では、いまではペラナカンの伝統服と認識されているサロンクバヤの成り立ちについて、4世紀間の変遷をお話いただいた。民族性や規範をあらわすためより、港町シンガポールを生きた女性たちが、往来する布や素材を、ひとそれぞれ組み好きなように組み合わせて展開し、その中で独特な染色、レース、刺繍などの技術も発展してきたというリー氏の主張は、非常に新鮮で興味深かった。ファッションとはなにか、その消費者とはどう位置付けられるのか等、活発な質疑応答がなされた。

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